単なる「ノスタルジー」ではなく・・・
2009年 03月 13日
いわゆる「寝台列車」が次々と廃止になっています。
時代の流れで、新幹線などに取って代わられることに
なっていくわけですが・・・・
古典落語「胴乱の幸助」
現実とバーチャルとの区別がつかない
堅物オヤジが主人公。
時代は明治10年頃。京都~大阪間に
「汽車」と「三十石船」の両方が通じていた時代。
時間的には汽車の方が圧倒的に速いのですが(約1時間半)
三十石の夜船は寝てる間に目的地に着くので、
時間が有効に使えるということで、それなりに需要が
あったのです。これがまさに「寝台列車」の便利さなのです。
大阪ー東京間の「寝台急行・銀河」などは、
私も結構利用したものですがこれも昨年なくなりました。
「夜行バス」料金は安くていいのですが、
私はあの中では眠れない・・・
「ノスタルジー」ではなく
「利便性」の点で、残念がってる人間も居ることをお忘れなく。
by kujiraida
| 2009-03-13 23:13
| 指定なし