やはり「道頓堀」にあってこそ「角座」なのです。
2012年 04月 03日
道頓堀といえば
「道頓堀五座(浪花座・中座・角座・朝日座・弁天座)」
を擁する、上方文化の発信基地でした。
ところが、その小屋が相次いで閉鎖。
いつの間にか、道頓堀は
「普通の繁華街」になってしまいました。
そんな中、「角座」が復活するというニュースは
まことにに喜ばしい・・・のですが。
実は、現在東京に「新宿角座」なる小屋があるんです。
「松竹芸能」の直営館なんですが
なぜ、東京に?
「松竹芸能」の説明によると
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「角座」の名称は、
「角の芝居」と呼ばれた江戸時代に遡ります。
「角座」はかつて、浪花座、中座、朝日座、弁天座と共に、
「五つ櫓」若しくは「道頓堀五座」と呼ばれ、
1960年~70年代には、上方演芸の殿堂として栄えました。
その後、「角座」の名称は、松竹㈱の直営映画館
(大阪市中央区)や弊社直営の劇場「B1角座」
(大阪市中央区)に引き継がれていましたが、
2008年の角座ビル(大阪市中央区)の閉館と共に、
消滅致しました。
この由緒ある名称を、
日本のエンタテインメントの中心である東京で復活させ、
新たな歴史をスタートさせたいと考えております。
この劇場から、日本を代表するエンタテインナーが
続々と輩出され、文化の発展に寄与できるものと
考えております。
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やはり、「松竹芸能」たるもの
大阪の地で復活することを考えてほしかったですな。
「道頓堀・角座」の復活が待ち遠しいです。