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おかげさまで「第83回・高槻市民寄席」は・・

いつもより更新が遅れましてすみません・・・

まず「ミニ活動報告」の前に
高倉健さんのご冥福をお祈りします。
健さん最後の映画となった
「あなたへ」について書いた
ブログ記事は「こちら」
あまり感想にはなってないですが・・・

では「ミニ活動報告」です。

「赤とんぼ」 高月亭すばる
諸般の事情により、初めての「トップ」です。
このネタは「第147回・駅前寄席」で
岡山支店の「吉備家めじろ」さんがされてます。
あちらは「ピアニカ演奏」が見ものでしたが
こちらはすばるさんの「美声」が聴きものです。

「君よモーツァルトを聴け」高月亭太陽
「すばるー太陽」の見事な親子リレーとなるはずでしたが
私の手違いにより、太陽くんの出囃子がなかなか
鳴りません・・・ちょっと間延びしました。すみません!
このネタは「赤とんぼ」同様六代文枝師の創作ものですが
私個人といsては「小米朝改メ五代目桂米團治」師口演の
イメージが強いですね。この日は太陽くんの担任の先生が
聴きに来られてましたが、太陽自身は学業との両立が
大変なようですな・・・でも、がんばって!

「餅つき」潮吹亭くじら
毎年恒例のネタなのですが、今年はどうも
イメージしていた「餅つき音」が出てなかった
ように思います。でも、ある意味「古典落語らしい
古典落語」として、今後も大切にしていきたい噺です。

「宮戸川」三流亭志まね
落語に出てくる若者は、結構純情なんですね。
そして「寸止めの美学」まさに「江戸落語」の傑作を
見事に演じ切った志まねさん。さすがの中トリです。

「中入り」
お茶子は「高座の守護神」天乃小てるさん。

「一人酒盛」 正直亭黄門
来年「後期高齢者」になられるそうですが、本当に
「いい歳の取り方」をされてます。このネタは
「笑福亭系」と「米朝一門系」とで噺の運びが
かなり違うのですが、黄門さんのは「笑福亭系」ですな。
でも、人柄か「えげつなさ」があまりないのです。

「宿題」 南茶亭おすし
演ずる立場からいうと、このネタは古典落語よりも
「覚えにくい」そうです。確かの、あの算数の文章題は
聴いていても頭が混乱しそうです。私としては、毎日
襲ってくる「難問」に翻弄される「お父さん」の
気持ちがよくわかりますね。
by kujiraida | 2014-11-19 23:32