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ミニ活動報告「第162回・駅前寄席」

「前説」 寿亭司之助
まずは朗報。当会のプリンス・高月亭太陽君
見事大学受験合格。来年早々には高座に
帰って来る予定です。
で、今回も開演前から客席はほぼ満員です。

「猫の皿」 六弦亭ざくろ
この噺の「おやじ」は果たして「確信犯」なのか?
会場設営の合間に、メンバーと議論になりました。
研究熱心なざくろさんの問題提起でした。
いつもながらの「元気印」の高座です。

「馬の田楽」 文々亭小輔
大阪のメインストリートが「御堂筋」ではなく
「堺筋」だったころの噺です。やんちゃで
生意気でどこか憎めない、落語国の子供たち。

「無い物買い」 六斎亭空念仏
なんと小学6年生。落語を始めたのが6歳の頃で
キャリアは充分。明朗闊達で堂々とした高座姿に
我々おじさん連中も降参です。ぜひ、他のネタも
聞いてみたくなりました・・・で、彼の芸名は
「からねんぶつ」ですよ、ざくろさん!

「肝つぶし」 潮吹亭くじら
そんな空念仏くんに圧倒されたわけではないのですが
なんとも大チョンボです。吉松から「年月揃うた女の生き肝」
のくだりを聞き出すのを忘れて帰ってしまい・・・このまま
では噺が進まないので、吉松の家に引き返して・・・
そこそこ受けていただけに、痛恨のミスです。
何とかサゲまでたどり着きましたが、
私の肝がつぶれそうでした。

「中入り」
お茶子は「志熨家かりん・寿亭さや豆」母娘コンビ。
さや豆嬢が名ビラをめくっただけで大きな拍手。

「二人癖」 洋酒家巧駆
「噺の会じゅげむ」の「イケメン」も随分おじさんに
なりました。今回も仕事の合間を縫っての高座です。

「金明竹」 三流亭志まね
前半は小僧(上方では丁稚)の超スカタン。後半は「上方者」の
超立て弁。ある意味、東京と大阪を新幹線で行ったり来たりの
志まねさんのためのネタかもしれません。見事なトリです。

次回定例会は
「第89回・高槻市民寄席」
11月29日(日)午後2時開演
高槻市立生涯学習センター 1階展示ホール
入場無料
by kujiraida | 2015-10-20 21:50