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ミニ活動報告「第110回・高槻市民寄席」

集合時刻がいつもより30分遅く11時。
「2階多目的ホール」が会場ということで
会場設営の必要がないからです。
また「記念公演」のように、多くの打ち合わせの
必要もないので・・・開場までほとんどすることが
ありません。気楽といえば気楽ですが

「会場設も素人落語の楽しみの一つ」だと仰ってた
「仁六家拾八」「阿遊亭弘遊」2人のレジェンドは
どう思っておられるか・・・

今回の「出囃子」はすべてテープです。
「ハメ」が入るのは太陽くんの出番のみ
その打ち合わせだけは綿密に。

300名収容の会場に次々とお客様が入って来られます。
いつもながらに本当にありがたいことです。

「前説」 寿亭司之助
というわけで、前説は「緞帳」の前で。思っていたよりも
お客様が多く来られて、少しホッとしているような。

「子ほめ」 歩鱈小酔
前座噺の代表とも言える演目ですが、いつものように
さわやかな高座で、トップから大受けです。

「蛇含草」 潮吹亭くじら
客席は高座からはあまり見えません。正直な話、あまり
ネタも繰れてなかったし、かなり不安でした。

(スタッフ・眞琴家笑吉さんが撮って下さったものを
代表からメールでもらいました。ありがとうございます)
楽屋のモニターで見ておられた悠々亭一光さんに
「大熱演でしたね」と仰ってもらいました。

「君よモーツァルトを聴け」 高月亭太陽
音響がいつもと違うので「アイネクライネナハトムジーク」
が良く映えます。多くのお客様にとって彼は孫のような
存在。今日も一番拍手が多かったような。

「町内の若い衆」 悠々亭一光
モニターで見てると、笑い声があまり聞こえて
来ないようですが、実際は大受けです。
番組進行も順調なのでマクラたっぷりの余裕の
高座のようにお見受けしました。

「中入り」
お茶子は「志熨家かりん・寿亭さや豆」の母娘コンビ
さや豆嬢、座布団を裏返し、名びらをめくるとそこで
大きな拍手。うらやましい・・・

「転失気」 三流亭志まね
実はネタおろしだそうです。そうは見えない堂々の高座。
小坊主珍念が大人の知ったかぶりに翻弄される噺ですが
「転失気(てんし)」とは何か?自分で調べましょう。

「青菜」 びい亭るうず
まさに「夏の定番」。噺のなかに「高槻」が出てくる
数少ない古典落語の一つ。噺の中に出てくる「柳蔭」
「鯉の洗い」が本当に美味しそう。見事なトリです!

というわけで
「2階多目的ホール」は「記念公演」でなくても
無事に開催できることが証明されました。
いつ「選挙」があっても大丈夫!?

次回定例会は
「第185回・駅前寄席」
8月18日(日) 午後2時開演
高槻西武百貨店 6階多目的ホール
入場無料
by kujiraida | 2019-08-02 10:20